・竣工図
・施工図
・設備図
・意匠図 など
二つ折り(観音・背貼り)製本図面 スキャン
二つ折り(観音)製本は、図面を中央で二つ折りし、図面の裏面どうしを貼り合わせて左右のページがフルフラット(観音開き)に開いて、見開きで図面が見られる様にした図面専用の製本です。竣工図、施工図など建築図面の多くがこの形で保管されています。
この製本図面をスキャン、データ化する場合
ⅰ)オーバーヘッドスキャナー (作業効率が良く安価)
ⅱ)フラットベッドスキャナー(寸法精度に優れている)
を使用します。
色々なファイル形式に対応
ⅰ)オーバーヘッドスキャナー (ドイツ製、大判製本用スキャナー)
ZEUTSCHEL OS12000 A1
・A1オーバーヘッドは日本で製造しているメーカーがありません
・撮影装置が上部にあり、原稿から離れた位置で読み撮る方式です
・本を裏返す必要がなく、上向きのまま開いてページをめくり上方から読み撮ります
・原稿を置いたままスキャン出来るので、原稿への負担が少ない
・分厚い冊子原稿を裏返さずページをめくるだけ、ハイスピードでスキャニングできます
・作業性の良さをスキャンサービス価格に反映
・原稿読み撮りサイズA1
・最大解像度600dpi
当社のこだわり
図面周囲の影をトリミングで消し、図面の傾きを補正し、濃い青焼き図面は地肌除去等しきい値調整により視認性の高い(見やすい)データになる様、心がけています。
当社データ 他社データ
ⅱ)フラットベッドスキャナー
NEWLY SCAMERA-1
・原稿を裏向きに伏せてガラス面に置き、ガラスの下にある撮影装置が移動して読み撮る方式
・原稿読み撮りサイズA1
・最大解像度600dpi
・冊子資料や竣工図・施工図などの製本図面を、高精細に読み撮ります。
・被写界深度が深く、厚手BOOK原稿にも対応
・ガラス面に密着させて読み撮るので、寸法精度に優れています。
サービス事例
地元大手建設会社様
古い製本図面のデータ化
過去に手がけた建築物で、図面(竣工図・施工図)が青焼きの製本しか残っていない物について データ化できないかというご相談を受けました。
物件の増築、改修、取り壊しの際に図面が必要になるので残しておく必要が あるが、書庫に大判の製本が山積みになっており、必要な図面を「探すのにとても手間がかかる」「場所も占有している」ので整理したいというご要望です。
予算化の為、先ず見積もりをして欲しいとの事でしたので見積もりを提出後、今年度予算で実行したいとのお返事をいただき、下記の通りの製本をPDF化させていただきました。
スキャンした製本の内容
サ イ ズ:A1-32冊、A2-124冊、A3-29冊
総 冊 数:185冊
総ページ:約16,600ページ PDFデータ化
原 稿:引き取り、スキャン後、焼却処理(市営美化センター)
所要期間:約2カ月
総 額:約260万円
経 緯:普段からお取引のあるお客様で大量発注につき、参考のためと他社見積りを取られましたが、価格も大いにご納得でご依頼頂きました。
お客様の声
新しい物件と併せてサーバーで一元管理出来るようになりました。旧物件の図面もわざわざ書庫まで移動することなくPC上で誰でも閲覧できるようになり大変便利になりました。書庫スペースも広くなり、スッキリしました。移動して図面を探しに行くわずらわしさがなくなり、手元のPCで確認できるので負担が減りました。もっと早くしておけばよかった。とお喜びいただきました。
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