初めてでも安心!図面スキャン代行サービスの特徴や流れを詳しく解説

「図面が多くて置き場所に困っている」
「図面をスキャンして、データ化したいけど、自社では対応できない」

多くの図面を保存している企業なら、このような問題に悩まされるのではないでしょうか。
建築、土木工事や機械設計、製作などに使用される図面ですが、仕事を続けていくうちにその量は年々多くなっていきます。
CAD設計により、元図を紙で保管する必要はなくなりましたが、建築の竣工図、施工図などは、完成図書として紙、製本の形で保管されている物が多いと思います。
図面の量が増えると整理が難しくなり、どこに何があるのかわからなくなってしまいますよね。
そんなときは、図面をスキャンしてデータとして保存することが大切です。
当記事では、図面スキャン代行サービスに依頼するときの特徴や流れについて詳しく解説します。

 

目次

1.図面をスキャンする必要性
 
1-1.図面の経年劣化を防げる
 1-2.社内で情報共有ができる
 1-3.保存場所に困らない

2.図面をスキャン代行サービスに依頼する3つのメリット
 2-1.高品質なデータを残せる
 2-2.自社の負担を減らせる
 2-3.幅広いファイルに対応している

3.料金の目安

4.図面をスキャン代行サービスに依頼する流れ

5.図面をスキャンするときのよくあるご質問

6.大切な図面はスキャン代行サービスを利用して残しましょう

1.図面をスキャンする必要性

こちらでは、図面をスキャンする必要性についてまとめました。
CAD設計以前の手描きの図面やCAD設計ではあるがデータが無く紙図面だけしか残っていない場合、その劣化、破損の心配や保存場所にお困りの方が多いと思います。
図面をなぜスキャンしなければいけないのかを理解するためにも、ぜひ参考にご覧ください。

1-1.図面の経年劣化を防げる

図面は紙媒体なので、年数が経過すると文字や線の擦れやページの破れなどが発生します。
図面の経年劣化が起きると、大切な情報が失われてしまうリスクもあります。
スキャンをして図面を電子化すれば、現時点よりも劣化する心配はありません。
図面は時代を経て活用されていくものなので、経年劣化を防ぐためにもスキャンは必要不可欠となっています。

1-2.社内で情報共有ができる

スキャンした図面はサーバーやクラウド上に保存できるので、社内での情報共有が簡単にできます。
インターネット上に保存した図面データは、パソコンやスマートフォン、タブレットを通じて閲覧可能です。
また検索項目で図面を整理すれば、必要な資料をスピーディに見つけられるようになります。
図面のデジタル化が進む現代において、場所を選ばず誰でもチェックできる点はとても便利です。

1-3.保存場所に困らない

図面をスキャンすればデータとして保存されるため、紙のように置き場所に困らなくなります。
図面を電子化すれば大判サイズでも気軽にチェックできるので、打ち合わせや商談でも活用しやすいです。
原本となる図面は、保管庫へ移動したり処分したりできます。
社内のペーパーレス化にもつながるため、保存場所に困ることはなくなります。
限られたスペースを快適に使いたい企業にとっても、図面を電子化することはとても重要です。

  

2.図面をスキャン代行サービスに依頼する3つのメリット

図面をスキャン代行サービスに依頼すると、以下のような3点のメリットがあります。

1.高品質なデータを残せる
2.自社の負担を減らせる
3.幅広いファイルに対応している

それでは順番に解説します。

2-1.高品質なデータを残せる

スキャン代行サービスでは、図面の状態に合わせて最適な方法でスキャンすることが可能です。
スキャン代行サービスであれば、A1やA2サイズなど大判で製本された図面も電子化できます。
そのため高品質な状態で図面データを残せる点は、スキャン代行サービスに依頼する大きなメリットです。

2-2.自社の負担を減らせる

自社でスキャンをする場合は少なからずリソースが必要ですが、スキャン代行サービスに依頼すれば負担を負う心配はありません。
デジタル化に関する基礎知識がなかったとしても、運用に最適なファイル形式でデータ化して貰えます。
自社の負担を減らしてスムーズに図面を電子化できる点は、スキャン代行サービスを利用する良いメリットです。

2-3.幅広いファイルに対応している

スキャン代行サービスに依頼すれば、幅広いファイル形式で図面を保存できます。
PDFやTIFFほか様々なファイル形式に対応している業者が多く、後の活用方法に合わせた対応ができます。
スキャン代行サービスの中には、管理システムの提案をしてくれる業者もあります。

※「大きいサイズのスキャン専門店」㈱菅原では、以下のようなファイル形式に対応しています。

・TIFF
・PDF
・JPG
・PNG
・EPS
・PSD
・BMP
・GIF

また、文書管理システム、図面管理システムのご提案が可能です。

 

3.料金の目安

スキャン代行サービスである「大きいサイズのスキャン専門店」㈱菅原の料金の目安は、以下の通りです。
下記料金表は、大判サイズ(A1・A2)製本図面のスキャンを依頼した場合となっています。

【カラーオーバーヘッドスキャナー 】
 ・ZEUTSCHEL OS12000 A1 使用
 ・基本料金:1,000円

枚数A2・B3 (モノクロ)A1・B2 (モノクロ)A2・B3 (カラー)A1・B2 (カラー)
~100枚150円/枚200円/枚250円/枚300円/枚
101枚~お問い合わせください。ご依頼数量によりお値引きご対応いたします。

※大量の場合別途特別価格にてお見積り
※すべて別途消費税

【モノクロフラットベッドスキャナー 】
 ・NEWLY SCAMERA-1 使用
 ・基本料金:1,000円

枚数A2・B3A1・B1
~10枚300円/枚400円/枚
101枚~お問い合わせください。お値引きご対応いたします。

※大量の場合別途特別価格にてお見積り
※すべて別途消費税

 

4.図面をスキャン代行サービスに依頼する流れ

図面をスキャン代行サービスに依頼するときは、以下のような流れで進みます。

1、ご相談お見積もり
2、打ち合わせ、原本お預かり
3、スキャン作業開始
4、納品、原本返却

「大きいサイズのスキャン専門店」㈱菅原ではお問い合わせフォームや電話から相談することもできるので、お問い合わせをお待ちしております。

「大きいサイズのスキャン専門店」 ㈱菅原のお問い合わせはこちら

Tel:079-281-2005
(受付時間:9:00~17:00 ※月〜金曜日、定休日:土曜日・日曜日・祝)

 

5.図面をスキャンするときのよくあるご質問

最後に図面をスキャンするときのよくあるご質問について回答します。
疑問を解消するためにも、ぜひチェックしておいてください。

スキャンできる最大サイズは?

二つ折り製本、固定製本などの製本図面は、フラット及びオーバーヘッドスキャナーでA1サイズ(841mm×594mm)まで可能です。
高価格になりますが、A0サイズ高解像度フラットスキャナーでのご対応も可能です。
A1サイズの大きさを超える場合、分割で撮った画像をPhotoshop上で繋ぎ合わせ加工をおこない、1つのデータにすることもできます。
また長尺原稿は、幅914mm 長さ30m(条件による)までスキャン可能です。

少数からでも依頼できる?

1冊の製本、1点の作品からでもご依頼いただけます。
「大きいサイズのスキャン専門店」㈱菅原では、最低発注料金、最低発注枚数の制限を設けておりません。

スキャンしたデータを印刷できる?

可能です。
紙の種類は普通紙(64g/㎡)、マット紙(90g/㎡)、フォト光沢紙(199g/㎡)の3種類があり、レーザー印刷、インクジェット印刷に対応。屋内用インク・屋外用の顔料インク、それぞれから選択できます。
ラミネート加工やパネル加工も可能です。

 

 

6.大切な図面はスキャン代行サービスを利用して残しましょう

紙媒体の図面は経年劣化によって破損する恐れがあるので、早めにスキャンをして電子化することが大切です。
図面をスキャンしてデータにすれば、社内の情報共有ができて保存場所にも困りません。
スキャン代行サービスなら自社の負担をなくし、図面をスムーズに電子化できます。
もし図面のスキャンを考えているなら、創業65年の実績を持つ株式会社菅原へお任せください。
大切な図面を丁寧にスキャンさせていただくので、まずは気軽にお問い合わせくださいませ。


▲参考になりましたらシェアお願いいたします

 このコラムは私が書きました。
 

 株式会社 菅 原 代表取締役 立岩敏哉

株式会社 菅 原 について
・1958年青写真屋として創業。
・図面の印刷、製本から始まりドキュメントの取扱い専門業者として63年の実績。
・「日本ドキュメントサービス協同組合」(旧:複写産業協同組合)所属。
・国交省他官公庁、ゼネコン、ハウスメーカー・製造メーカー様等を取引先とし
 時代の変化、お客様ニーズに即応しサービス内容を拡充、
 現在では全国対応の法人向けスキャンサービスを展開。
・業界屈指のスキャナー設備により、同業者からも信頼されるサービス品質を提供。
・2018年「大きいサイズのスキャン専門店」サイト
・2021年「書類・図面のPDF化専門店」サイトを開設